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新型コロナウイルスのFXへの影響は?今後の展開などを予想

中国が発祥元となっている新型肺炎(新型コロナウイルス)は、2020年2月になっても中国全土で拡大を広げています。

日本でもクルーズ船の中でたくさんの人が感染していることは分かり、毎日ニュースで報道されていますので、皆さんも様子を見守りつつ、自身も不安に感じながら毎日を過ごされているはずです。

クルーズ船で新たに約60人の感染確認 新型ウイルス検査 厚労省

想像以上に拡大を広げる新型ウイルスの影響はFXマーケットにも大きな影響を及ぼしつつあります。

そこで今回は新型ウイルスのマーケットへの影響と今後の予想を立ててみたいと思います。

新型コロナウイルスの市場への影響

世界的に巨大なマーケット市場誇る中国での新型コロナウイルスの影響は、市場にも大きな影を落としています。

新型コロナウイルスの影響から米農産物の購入を一旦延期するとの報道も出ているので、リスク回避から売りに転じる可能性も考えられます。

2020年2月8日から中国人民元は買われていますが、徐々に下落傾向にはあります。

今後の値動きもリスクオフの展開になる事が考えられるので下値には注意が必要だと考えられます。

豪ドルは影響を受け、下落

新型コロナウイルスの影響が最も出ているのは豪ドルです。

農産物に関しては中国との輸出入も多いため、新型コロナウイルスの発表がされてから目に見える形で下落が続いています。

今後も中国側の発表や世界の新型コロナウイルスに対する対応策などの発表により大きく変動する可能性があるので下値には注意が必要になるでしょう。

豪ドル/円のスワップポイントでおすすめのFX会社を知りたい方は以下のページを参考にしてください。

円安だが円高になりつつある

日本は感染が確認されている中国を除いたアジア圏の中で最も感染率の高い国になってしまっています。

対策として大きなものが打ち出せていない事が大きな要因になっています。

しかし、中国の観光客を受け入れつつ、日本国内でもエピデミックにはなっていないのでうまくコントロールしているという声もあるのも事実です。

そのためドル円安になっていますが、それを機に円が買われる傾向もあり、また元のように円高になる傾向があります。

株安が続く中の円高になると、あまり良い傾向ではないので注意が必要です。

世界各国の新型ウイルスに対する発表に注視が必要

新しい病気などは、自然災害と比べると世界各国に広がる傾向があり、世界的な対策がとられるため思わぬ経済活動の下落や上昇があります。

特に経済力のある国が対応策などを発表すると非常に大きく値動きをする可能性があります。

しかも思わぬ通貨などに集まる傾向もあるため、情報に踊らされると大きなリスクになる事も。

各国の新型コロナウイルスに対する発表には注視しつつ、思わぬ情報にも踊らされないように気をつけることが必要です。

スワップポイントの観点だと、イギリスには注目

新型コロナウイルスの話題で持ちきりですが、今行われている2020年アメリカ合衆国大統領予備選挙とイギリスのEU離脱の動向には注意が必要です。

特にEUを離脱したイギリスは、経済的な面から言えば色々な施策を考えなければならず、場合によっては金利にも影響してきます。

ポンドでスワップポイントを獲得している場合、今後金利が大きく動く可能性もあるのでイギリスの動向には注意した方が良いでしょう。

アメリカの大統領予備選挙は、本選挙ほどではありませんが毎回少なからず為替に影響があります。

スワップポイントでの影響は考えづらいですが、トレードの場合には注意が必要です。

特に今回は民主党候補の中のPeteButtigieg(ピート・ブティジェッジ)は、経済界に太いパイプを持っていることで知られています。

予備戦とはいえピート氏が有利になってくると、株や為替の値動きに影響がある可能性があるので注目しておきたいところです。

スワップポイントが高いFX会社を選びたいのであれば以下のページを参考にしてください。

まとめ

新型コロナウイルスの影響は今後もしばらく続いていくはずです。

各国が打ち出す対策により、株も為替も大きく影響を受けてくるでしょう。

トレード主体な方は、フェイクの情報も飛び交うと思いますので一喜一憂せずに慎重にトレードを行ってください。

スワップポイント主体の方もスワップポイントだけにとらわれず、トルコリラショックのような事に巻きまれよう、最終的にはうる方向も考えながら慎重に状況を判断してください。